春風 [俳句]
我が家の亀たちが餌を食べ始めた今日、春風というには少々強めの風が吹きました。
風は強くても外で仕事をしていたら汗ばむくらいの陽気でしたので、無理やり『春風』の句を詠みます。
春風や明日のために靴洗う 粋田化石
靴の心象は私にとっては前進するための大切な装備品です。
二つの意味に解釈できる句ですね。
1春風が吹く、今は泥沼の中にいるけど明日のために靴を洗いましょう。
2春風が吹く、新たな出発を前に靴を洗って備えておきましょう。
今のあなたならどちらを選びますか。
【 春風 はるかぜ 】 春風(しゆんぷう) 春の風 (季春)
春風 駘蕩たいとう というように、暖かくのどかに吹く風である。↓ 東風(こち) ・ 春疾風(はるはやて) ・ 風光る ・ 涅槃西風(ねはんにし)・ 春一番 (角川合本俳句歳時記第四版)