春の闇 [日記]
先日自家用車のタイヤがパンクしていました。右側後ろのタイヤの空気が抜けるのが早いと思っていたら、なんと木ネジが刺さっていました。見つけたのは朝。パンクを修理している時間がなかったのでそのままの状態で走行し、夜家に帰ってから修理しました。
月の無い暗い夜の下、懐中電灯で照らしながら右側後ろのタイヤを外し、それを灯りのある玄関の中まで転がしました。
さて、ここからがパンク修理です。先ずは刺さっているネジを抜きます。
抜いた途端に音を立てて空気が漏れ始めました。次にワインのコルク抜きのような道具を用い、それを回転させながら抜き差しして穴を整形します。
ここで大切なのがネジの刺さっていた角度に合わせて道具を挿入することです。整形が終わったら穴にパンク修理剤を充填するのですが、先端に穴の有る太い針のような形状の道具を使用します。
その穴にまるで細長いビーフ・ジャーキーのようなパンク修理剤を通し、先程整形したタイヤの穴に無理やり押し込みます。しっかりと充填ができたら針のような道具を引き抜きます。その道具は先が割れているのでパンク修理剤がちゃんと穴に残るようになっています。最後にはみ出したパンク修理剤を切り取って終了です。
パンクの修理が終わったタイヤを自動車まで転がし、懐中電灯の薄明りの中で空気を入れてタイヤを自動車に取り付ければ全作業が終了です。
今思うと、パンクを承知で走行したというのが随分無謀でした。ガソリンスタンドに寄って修理してもらえばよかったです。
釘を抜いた後の穴、タイヤを春の闇が包んでいるという句です。
【 春の闇 はるのやみ】 (季春)
月の出ていない春の夜の闇をいう。柔らかくみずみずしさを感じさせる。(角川合本俳句歳時記第四版)
春の闇渚も音ををさめけり 田村木国
千里より一里が遠き春の闇 飯田龍太
春の闇よりつぎつぎに濤頭 清崎敏郎
春の闇瑪瑙をひとつ孕みけり 鳴戸奈菜
月の無い暗い夜の下、懐中電灯で照らしながら右側後ろのタイヤを外し、それを灯りのある玄関の中まで転がしました。
さて、ここからがパンク修理です。先ずは刺さっているネジを抜きます。
抜いた途端に音を立てて空気が漏れ始めました。次にワインのコルク抜きのような道具を用い、それを回転させながら抜き差しして穴を整形します。
ここで大切なのがネジの刺さっていた角度に合わせて道具を挿入することです。整形が終わったら穴にパンク修理剤を充填するのですが、先端に穴の有る太い針のような形状の道具を使用します。
その穴にまるで細長いビーフ・ジャーキーのようなパンク修理剤を通し、先程整形したタイヤの穴に無理やり押し込みます。しっかりと充填ができたら針のような道具を引き抜きます。その道具は先が割れているのでパンク修理剤がちゃんと穴に残るようになっています。最後にはみ出したパンク修理剤を切り取って終了です。
パンクの修理が終わったタイヤを自動車まで転がし、懐中電灯の薄明りの中で空気を入れてタイヤを自動車に取り付ければ全作業が終了です。
今思うと、パンクを承知で走行したというのが随分無謀でした。ガソリンスタンドに寄って修理してもらえばよかったです。
釘抜きし穴やタイヤを春の闇 粋田化石
釘を抜いた後の穴、タイヤを春の闇が包んでいるという句です。
【 春の闇 はるのやみ】 (季春)
月の出ていない春の夜の闇をいう。柔らかくみずみずしさを感じさせる。(角川合本俳句歳時記第四版)
春の闇渚も音ををさめけり 田村木国
千里より一里が遠き春の闇 飯田龍太
春の闇よりつぎつぎに濤頭 清崎敏郎
春の闇瑪瑙をひとつ孕みけり 鳴戸奈菜
2022-03-11 00:40
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