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阪神タイガース [エッセー]

 
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 クライマックスシリーズ1stステージ、我が阪神タイガースは読売に負けてしまいました。タイガースが負けるのを見るのは嫌ですが、クライマックスシリーズ での負けは私個人としてはそれほど悔しくありません。それよりも、ペナントレースで優勝出来なかったことの方がよっぽど悔しかったです。一位を目指して143試合戦う彼らを春から応援して来たのですから、それが叶わなかった悔しさは大きいです。
 ですから、ヤクルトスワローズには143試合戦って優勝した誇りを持って日本選手権シリーズに出場していただきたいです。そうして、正真正銘の日本一を目指してもらいたいと思います。
 万が一、このまま読売が勝ち進んで日本選手権シリーズで優勝してしまっても、規則とはいえ、それはとても価値の低い日本一だと思います。読売はペナントレースで勝率が5割に届かなかったのですから。
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タイガース未だ野球の小春かな 粋田化石


『小春』は、初冬の穏やかで暖かい春に似た日和が続くころ。また、陰暦10月の異称です。この句の場合は後者として使っています。今季は途中にオリンピック休みがあったとはいえ、阪神タイガースの選手が旧暦の十月まで野球をしている姿を見ることができました。
選手の皆様お疲れ様でした。来季も元気な姿を見せて下さいませ。

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【小春(こはる) 】 小春日(こはるび) 小春日和(こはるびより) 小六月(ころくぐわつ)  (季冬)
小春・小六月ともに旧暦十月の異称。小春日・小春日和は、立冬を過ぎてからの春のように暖かい晴れた日のこと。「小春風」「小春凪(こはるなぎ) 」「小春空」などとも用いられる。(角川合本俳句歳時記第四版)
暮れそめて馬いそがする小春かな 几董
海の音一日遠き小春かな 暁台
水底の砂も小春の日なたかな 梅室
巌によれば山のつめたき小春かな 原石鼎
俗名と戒名睦む小春かな 中村苑子
小春とは箕に乾きゆくものの音 吉本伊智朗
小春日や鳴門の松の深みどり 高浜年尾
小春日やりんりんと鳴る耳環欲し 黒田杏子
大淀や水の光も小六月 日野草城
白絹で碁石を磨く小六月 浅井陽子
半眼の大鹿坐る小六月 井上康明

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