四日 [俳句]
二日の記事に書いたように、元日から七日まではそれぞれ動物の名前がついています。四日の今日は『羊日 ようじつ』羊です。
今年は四日が土曜日でしたので少し事情が違うかもしれませんが、四日は仕事始めの日でもありますね。
かく言う私も今日が仕事始めでした。そうして五日ぶりに猫にも会いました。
この句の季語は“四日”です。新年の四日目としてではなく、仕事始めとしての意味合いを強調して詠んでみました。
【 四日 よつか 】 羊日(やうじつ) (季新年)
一月四日。この日を仕事始めの日とする所が多い。(角川合本俳句歳時記第四版)
うとうとと炬燵の妻の四日かな 今井つる女
四日はや霞むに似たる岳の雲 米谷静二
四日はや猟銃音が雪に鳴る 太田嗟
夕刊を夜更けて取りに出て四日 鷹羽狩行
ふるさとの新聞を買ふ四日かな 山口都茂女
火の気なき官舎に戻る四日かな 戸恒東人
今年は四日が土曜日でしたので少し事情が違うかもしれませんが、四日は仕事始めの日でもありますね。
かく言う私も今日が仕事始めでした。そうして五日ぶりに猫にも会いました。
あの場所であの雉猫が待つ四日 粋田化石
この句の季語は“四日”です。新年の四日目としてではなく、仕事始めとしての意味合いを強調して詠んでみました。
【 四日 よつか 】 羊日(やうじつ) (季新年)
一月四日。この日を仕事始めの日とする所が多い。(角川合本俳句歳時記第四版)
うとうとと炬燵の妻の四日かな 今井つる女
四日はや霞むに似たる岳の雲 米谷静二
四日はや猟銃音が雪に鳴る 太田嗟
夕刊を夜更けて取りに出て四日 鷹羽狩行
ふるさとの新聞を買ふ四日かな 山口都茂女
火の気なき官舎に戻る四日かな 戸恒東人