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命脈(めいみゃく) [俳句]

雌の子牛が生まれました。
今日は北風が吹いていてちょっと肌寒く“余寒”の日でした。
生まれたばかりの子牛もちょっと寒そうでした。
写真は誕生直後の子牛で、隣にいるのが母牛です。

誕生 (2).JPG



命脈が余寒に震う濡れ子牛 粋田化石


命脈というのは命の繋がりのことです。
暦の上では春とは言えまだまだ肌寒い日が続きます。そんな余寒(よかん)の日に生まれきた子牛を詠みました。

誕生 (1).JPG



【 余寒 よかん 】 残る寒さ  (季春)
寒明後の寒さ。春寒には春でありながら寒いという印象があるのに対し、余寒には寒が明けてもなお寒さが残っているという気分がある。↓春寒 ・ 冴返る (角川合本俳句歳時記第四版)

めい‐みゃく【命脈】
いのち。生命。生命のつながり。「―が尽きる」「―を保つ」
[類語] 命・生命・人命・一命・身命(しんめい)・露命・生(せい・しょう)・息の根・息の緒(お)・玉の緒  (大辞泉第二版)

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