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台風15号 [日記]

お彼岸ですね
台風15号が来てから2週間と少し経ちました。我が家は二日間の断水とテレビのアンテナの倒壊、ウッドデッキの崩壊、伸びすぎたもみの木が傾(かし)いでしまっただけで済みました。

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傾いたもみの木はチェーンソーで切りました

もみの木 (2).JPG



台風15号 (2).JPG
屋根が飛ばされています


昨日、知人の酪農家を訪ねたのですが、牛が数頭死んだそうです。しかも、いまだに電気が通じていませんでした。さらに、建物の崩壊、発電機を使用したための機械の故障などがあり、我が家の被害など被害のうちに入らないと思えるほどでした。その知人宅ですが、東電の電源車が2台来てくれたので搾乳は通常にできるようになり、昨日から牛乳の出荷を再開しました。

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倒壊した建物と瓦礫


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電源車


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集乳車


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何も知らない牛


ニュースなどで報道されているのを見ると、千葉県でも南房総の被害が甚大だと伝わってきます。確かにその通りなのでしょう。しかし被害は千葉県全域に及んでいて、その実態を自治体が把握していないというのが現実だと思われます。

台風15号で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。


さて、気分を変えてお彼岸の句を


秋彼岸急ぐ坊主はヘルメット 粋田化石


スクーター (2).jpg
画像はフリー素材です

『彼岸』というと春の彼岸を指すのだそうです。それで『秋彼岸』です。
御前様がスクーターに乗って信号待ちをしているお姿を拝見しました。つまりヘルメットはバイクのヘルメットです。“急ぐ”としたのは私の心象です。


ヘルメット脱いでも坊主秋彼岸 粋田化石

スクーター (1).jpg
画像はフリー素材です

実はこちらの句を主役にしたかったのですが、うまく出来なかったので川柳として載せました。


【 秋彼岸 あきひがん 】  後(のち)の彼岸(ひがん)  (季秋)
秋分の日を中日とする前後三日の七日間。「暑さ寒さも彼岸まで」というように、このころから秋涼の気が定まる。春の彼岸に対して、後の彼岸という。単に彼岸といえば春の彼岸をさす。↓秋分 ・ 彼岸(春)

山寺に降りこめられて秋彼岸 大橋櫻坡子

ひとごゑのさざなみめける秋彼岸 森澄雄

水の上を墨の流るる秋彼岸 吉田汀史

人は灯をかこみて後の彼岸かな 三田きえ子

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