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10月31日 [俳句]

今日はハロウィーンですね。といっても私には何の関係もない行事?です。

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実は今日10月31日は娘の誕生日。
随分昔のこと、娘が生まれた日の夜に東京のとある病院の窓から外を眺めていました。すると、仮装をした子供たちが列を作って歩いているのが見えました。遠目にも子供たちが外国人風なのはわかります。ハロウィーンの仮装など、TVや映画でしか見たことがなかった私には、凄く新鮮に見えたのを今でも覚えています。


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はいハロウィーンは私には関係ないので、ハロウィーンの句は詠みません。
今夜は綺麗な三日月と木星が並んで見えました。

三日月を見送る屋根のこちら闇 粋田化石


三日月は宵の口に見えてすぐに沈んでしまいます。屋根の向こうの三日月を見送っていたら、自分の居る方が闇に包まれていた、という句です。

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【 月 つき 】  初月(はつづき)  二日月(ふつかづき)  三日月(みかづき)  新月(しんげつ)  弦月(げんげつ) 上弦の月 下弦の月 夕月 宵月 夕月夜  有明月(ありあけづき)  遅月(おそづき)  月白(つきしろ) 月夜 月の出 月光  月明(げつめい)  月影

月は四季それぞれの趣があるが、そのさやけさは秋にきわまるので、単に月といえば秋の月をさす。初月は旧暦八月初めのころの月。二日月は八月二日の月、三日月は同三日の月。新月は天文学では 朔さく の月をいうが、実際には見えないので俳句では三日月のこともいう。夕月夜は、新月から七、八日ごろまでの上弦の宵月の夜のことで、夕方出た月は夜にはもう沈んでしまう。この月を夕月という。月白は月が出ようとして空がほの明るくなること。月はいわゆる雪月花の一つで、古来大いに詩歌に詠まれ、物語の背景を支えてきた。↓春の月(春) ・ 夏の月(夏) ・ 冬の月(冬)
(角川合本俳句歳時記第四版)
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