枇杷
枇杷一つ鳥に呉れよか頂こか 粋田化石
建物の裏手、本来は植えるのには適さない場所に枇杷の木がありました。
その枇杷の木に実が生りましたが、日当たりが悪いからなのか一個しか生っていません。
その一個の枇杷を食べてしまおうと思いましたが、鳥にも食べさせてやりたいという気持ちも少しだけあって、結局食べませんでした。
【 枇杷 びは 】 枇杷の実 (季夏)
枇杷はバラ科の常緑高木。石灰岩地帯に野生するが、改良品種が栽培される。冬に花が咲き、翌年六月ごろ倒卵形の果実が黄橙色に熟する。半透明の内果皮を食するが、少し酸味があり、甘味も強い。(角川合本俳句歳時記第四版)