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春の草に [俳句]

午前中春の草花の写真を写していました。暖かな日とはいえませんでしたが、生き生きとしている草たちを見ていたら、その上に寝そべってみたくなりました。

春の草 (1).JPG



お日さん、雨さん   金子みすゞ

ほこりのついた
芝草を
雨さん洗つて
くれました。

洗つてぬれた
芝草を
お日さんほして
くれました。

かうして私が
ねころんで
空をみるのに
よいやうに。


春の草 (2).JPG



春の草腰下ろし唄口遊む 粋田化石


今日粋田化石が口遊(ずさ)んだのはもちろん金子みすゞの『お日さん、雨さん』です。短い詩なのですっかり覚えてしまいました。春の草を見ていて真っ先に頭に浮かんだ詩です。
俳句の中で唄としたのは、みすゞの詩が童謡だからです。

春の草 (3).JPG



【 春の草 はるのくさ 】  春草(しゆんさう) 芳草  草(くさ)芳(かぐは)し  草(くさ)芳(かんば)し  (季春)
春になって萌え出た草のこと。みずみずしく柔らかい草は匂うばかりである。(角川合本俳句歳時記第四版)







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