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春寒と憂鬱ばかりの日 [エッセー]

冷たい雨が降ったり止んだりの寒い日でした。
特に理由は無いのですが、時々何もする気が起きないという日があります。
正に今日がその日でした。こんな日に限って外では冷たい雨が降っていて、粋田化石の憂鬱な心をもっと暗くするのでした。

春寒し.JPG


そんな時でも、俳句を詠もうとすると自分を客観的に眺めて詠むことがが出来ます。何だか不思議ですが、俳句というものはそういうものなのかもしれません。
俳句は自分自身を俯瞰(ふかん)して笑い飛ばしたりすることができますので、精神衛生にも優れているのかもしれません。


春寒を憂さが尻押しする日かな 粋田化石



【春寒 はるさむ】 春寒し 春寒しゆんかん 料峭れうせう (季春)
立春後の寒さ。余寒と同じであるが、すでに春になった気分が強い。料峭は春風が冷たく感じられること。春寒・料峭ともに手紙の書き出しにも用いられる。
[角川 合本俳句歳時記 第四版]

うさ【憂さ】
気持ちが晴れないこと。思うに任せない、つらい気持ち。「―を晴らす」
[大辞泉第二版]







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コメント 4

馬爺

昨日は氷雨が降っているような寒い日でしたが今朝も結構寒くて散歩していても手が冷たくて手もみをしながら歩いておりました。
by 馬爺 (2017-03-08 13:29) 

いっぷく

やはり天気が悪いと気まで滅入ってしまいますね。
by いっぷく (2017-03-08 21:03) 

粋田化石

馬爺さま、有難うございます
今朝は寒かったですね。
霜だけではなく氷も見ました

by 粋田化石 (2017-03-08 23:14) 

粋田化石

いっぷく様、有難うございます
人間の精神状態や内臓の働きは、天候に影響を受けるのでしょうね
by 粋田化石 (2017-03-08 23:16) 

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