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ライン・句会 [俳句]

粋田化石はグループ・ラインに幾つか参加していますが、その中の一つで『句会』もどきをやっています。参加者は私を含め三人で、それぞれが俳句を出し合い句会のようなものがライン上で開かれます。三人とも素人ですので添削まではできませんが、それでも「あーでもない、こーでもない。」と言い合いながら高みを目指しています。
今日の兼題(お題)は『梅 うめ』でした。

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友人から届いた写真、その一


私の詠んだ句は

写メ飛ぶや居ながらにして水戸の梅 粋田化石


写メが飛ぶ、家に居ながら水戸の梅を見ることができるなんて、という句です。先日友人から梅の花の写メが届きました。受け取った時に、梅の花の写真が瞬時に飛んでくるなんて『飛梅』の様だと思いました。そのことが頭に残っていたのでこんな句になりました。水戸の梅と詠んだのは私の想像です。

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友人から届いた写真、その二


【 梅 うめ 】  好文木(かうぶんぼく) 花の兄  春告草(はるつげぐさ)  野梅(やばい)」 白梅  臥竜梅(ぐわりようばい)  豊後梅(ぶんごうめ)  枝垂梅(しだれうめ) 盆梅 老梅 梅が香 夜の梅 梅林 梅園 梅の里 梅の宿 梅月夜 梅日和 梅二月  (季春)
バラ科の落葉小高木の花。中国原産で、日本へは八世紀ごろには渡ってきていたとみられる。『万葉集』には一一九首もの梅の歌が収められ、花といえば桜よりも梅であった。春先、高い香気を放って 馥郁ふくいく と咲く。水戸市の偕楽園や奈良県月ケ瀬などは梅の名所。↓梅見 ・ 探梅(冬)(角川合本俳句歳時記第四版)

山里や井戸の端なる梅の花 鬼貫

梅が香にのつと日の出る山路かな 芭蕉

しら梅に明る夜ばかりとなりにけり 蕪村

夜の梅寝(い)ねんとすれば匂ふなり 白雄

母の死や枝の先まで梅の花 永田耕衣

近づけば向きあちこちや梅の花 三橋敏雄

ふろしきの紫たたむ梅の頃 大峯あきら

青天へ梅のつぼみがかけのぼる 新田祐久

曙や蘂を離さず梅ひらく 島谷征良

野の暮れにひとたびまぎれ野梅咲く 岡田日郎

梅しろくたそがれ給ふ仏たち 草間時光

勇気こそ地の塩なれや梅真白 中村草田男

白梅の花に蕾に枝走る 倉田紘文

白梅や父に未完の日暮あり 櫂未知子

枝垂梅とうとうたらりしだれたり 徳永山冬子

枝垂るるはいかなる力しだれ梅 片山由美子

梅林や人ちらばりてなきごとく 五十嵐播水

梅林の真中ほどと思ひつつ 波多野爽波

月ひかりだすまでゐたり梅林 飴山實

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