SSブログ

オイル交換 [俳句]

自動車のオイル交換に行ってきました。

DSC_6306.JPG


自動車店の雰囲気が好きで、少々待たされても苦になりません。待っている間、分厚い硝子越しに店の外を眺めていても飽きないから不思議です。
店の中は春の様ですが、外はまだまだ日差しも弱く冬そのものです。入れていただいたコーヒーを飲みながらそんな景色を眺めていました。

DSC_6305.JPG


次は三月の定期点検でお世話になります。


オイル換(か)ふ合間の日影二月なり 粋田化石



オイル交換をしてもらっている。その間の日差しは春とはいえまだ二月だな、という句です。

【 二月 にぐわつ 】  (季春)
月の初めに立春がある。早春・春浅しといった気分の頃で、寒さはなお厳しい。季節風も強く、大陸から寒波の襲ってくることもあるが、しだいに日は長くなり春らしくなっていくのが感じられる。新潟・富山県などの豪雪地帯では二月の降雪が一~二メートル前後に及ぶ所もあるが、関東地方では鶯の初音が聞かれ、梅も開く。↓如月(角川合本俳句歳時記第四版)

竹林の月の奥より二月来る 飯田龍太

詩に瘦せて二月渚をゆくはわたし 三橋鷹女

木曾馬の黒瞳(め)みひらく二月かな 大峯あきら

風二月顔よごれきる塞の神 原裕

nice!(11)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。