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雨蛙 あまがえる [俳句]

千葉県東部地方は朝から激しい雨でした。
そこで思い浮かんだのが『雨蛙 あまがえる』です。
緑色で体も小さく、なじみの深い蛙ですね。

アマガエル (1).JPG



金の眼の先に傘行く雨蛙 粋田化石



アマガエル (2).JPG


雨蛙の眼は金色をしています。
その金色の眼の先を見ると、傘をさして行く人の姿があるという句です。


【 雨蛙 あまがへる 】  枝蛙(えだかはづ)  青蛙(あをがへる)  夏蛙(なつがへる)
アマガエル科の一種で、体長四センチぐらい。木の葉や草の上に 棲(す) み、夕立の前などにキャクキャクキャクと鳴く。目の後ろに黒線がある。体の色は葉の上では緑色であるが、木の幹や地上に移るとたちまち茶色に変わる。保護色の好例である。枝の上にとまることができるので枝蛙ともいう。↓蛙(春)(角川合本俳句歳時記第四版)



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さくらんぼ [俳句]

我が家のさくらんぼの木に一つだけ赤い実が残っていました。元々生っている数が少なかったので期待はしていなかったのですが、一つだけ収穫できました。地面に近い位置に生っていたので鳥も気づかなかったのだと思われます。

サクランボ (2).JPG



目溢しの赤き実一つサクランボ 粋田化石



サクランボ (1).JPG


たった一つ残っていた赤い実は、鳥が一つだけお目溢(こぼ)ししてくれたと思いたいです。


【さくらんぼ】  桜桃(あうたう)の実(み) 桜桃  (季夏)
バラ科の落葉高木、西洋実桜の実をさすのが一般的。直径一・二~二・五センチの球形で、色は淡紅・赤黄・真紅。 艶つや があり美しい。美味で初夏の果物として喜ばれる。栽培には冷涼な気候に適する。最近はアメリカ産のダークチェリーも輸入が自由化され出回るようになった。↓桜の実 (角川合本俳句歳時記第四版)






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