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七月 [俳句]

『七月 しちがつ』という季語があります。もちろん暦の七月のことですが、歳時記を見ると新暦の七月を指す季語のようです。
上旬は梅雨、下旬は学校が夏休みになりますね。気温も高くなってきます。
蒸し暑いのは嫌ですが、間もなく訪れる行楽シーズンに胸躍る月でもありますね。

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髪切るや七月の顔眼前に 粋田化石


夏を迎えるのに髪の毛を切った時、目の前(床屋さんの鏡の中)に夏の顔をした自分がいたという句です。


夏 時候
【 七月 しちぐわつ 】
七月に入ると気温が急上昇する。下旬には学校の夏休みが始まり、海や山の行楽シーズンとなる。↓文月(秋)(角川合本俳句歳時記第四版)

七月や萱は切先豊かにて 上野燎

七月の青嶺まぢかく溶鉱炉 山口誓子

七月や雨脚を見て門司にあり 藤田湘子

七月の夜に入る山のくるみの木 嶺治雄



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