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立春 [俳句]

いよいよ立春ですね。
とはいっても、昨日の節分から一日しか過ぎていませんので大きく変わることはありません。今朝は自動車が凍っていましたし。
それでも、立春という言葉を目にしたり耳にしたりすると何となく気分が違います。

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立春の埃巻き上げ竹箒 粋田化石


立春と聞き竹箒でゴミを掃く手にも力が入って、立春の埃を巻き上げて掃いています。

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台風15号で飛ばされた瓦の修理を見上げていました。じっと立って見ているといるとまだまだ寒いですね。

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瓦屋を見上げ震うや寒の明 粋田化石


『寒の明(かんのあけ)』が春の季語です。立春と同じく節分の翌日の季語ですが、寒の明の方が“春とはいえ寒い”といった心象の季語です。

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【 立春 りつしゆん 】 春立つ  春(はる)来(きた)る 立春大吉
二十四節気は一年を二十四に分けたもので、立春はその一つ。節分の翌日にあたり、新暦の二月四日ごろ。暦の上ではこの日から春になる。寒気のなかにもかすかな春の兆しが感じられる。(角川合本俳句歳時記第四版)


【 寒明 かんあけ 】 寒明く 寒の明
小寒・大寒と続いた三十日間の寒の明けることで、新暦二月四日ごろにあたる。立春と同じであるが、寒の余韻がある。↓立春 ・ 寒の入(冬) ・ 寒(冬)(角川合本俳句歳時記第四版)

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