SSブログ

節分 [俳句]

今日は節分でした。
屋根の上を見ると猫がいました。

節分の鬼.JPG


丁度逆光でしたので雉猫が真っ黒に見えたのですが、その真っ黒の耳の輪郭が鬼の角に見えました。節分にぴったりの光景でした。


setsubun_yakuyoke_iwashi.png


柊挿す逆光の猫角の生ゆ 粋田化石


柊挿す(ひいらぎさす)というのが冬の季語です。
節分で柊が挿(さ)してある、逆光で猫をみたら耳が鬼の角に見えた、という句です。
明日は立春ですので、最後の最後に登場する冬の季語ですね。


【 柊挿す ひひらぎさす 】 (季冬)
節分に、焼いた鰯の頭を刺した柊の枝を戸口に挿す風習は全国的に行われている。鬼や邪気が家に紛れ込むのを防ぐ 呪(まじな)い。これを「 焼嗅(やきかが)し」といって、鰯の他に葱・ 辣韮(らつきよう)・ 大蒜(にんにく)などの臭いものを挿したり、髪の毛を焼いたりする地方もある。(角川合本俳句歳時記第四版)

【 節分 せつぶん 】  (季冬)
立春の前日で、新暦二月三日ごろにあたる。もともと四季それぞれの分かれ目をいう語だが、現在は冬と春の境をいう。この夜、寺社では邪鬼を追い払い春を迎える意味で 追儺ついな が行われる。民間でも豆を撒いたり、鰯の頭や 柊(ひいらぎ)の枝を戸口に挿したりして、悪鬼を 祓はら う。↓追儺 ・ 柊挿す(角川合本俳句歳時記第四版)


nice!(9)  コメント(0) 

nice! 9

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

梅の花立春 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。