SSブログ

梅の花 [俳句]

梅が咲きました。最初の一輪を褒めてあげたいです。
もちろん梅は春の季語です。立春ももうすぐですね、春はそこまで来ています。
梅を見た後に、冬晴れの空の下電車に乗るために駅まで歩いたら、心なしか足取りが軽くなったように感じました。

DSC_6251.JPG



梅一輪今朝は五グラム軽き靴 粋田化石


梅の花が咲いたのを見て、普段履いている靴がほんの僅か五グラムほど軽くなった気がする。という句です。

DSC_6250.JPG


【 梅 うめ 】  好文木(かうぶぼく)  花の兄  春告草(はるつげぐさ)   野梅(やばい)  白梅  臥竜梅(ぐわりようばい)   豊後梅(ぶんごうめ)   枝垂梅(しだれうめ)  盆梅 老梅 梅が香 夜の梅 梅林 梅園 梅の里 梅の宿 梅月夜 梅日和 梅二月 (季春)

バラ科の落葉小高木の花。中国原産で、日本へは八世紀ごろには渡ってきていたとみられる。『万葉集』には一一九首もの梅の歌が収められ、花といえば桜よりも梅であった。春先、高い香気を放って 馥郁(ふくいく) と咲く。水戸市の偕楽園や奈良県月ケ瀬などは梅の名所。↓梅見 ・ 探梅(冬)(角川合本俳句歳時記第四版)

山里や井戸の端なる梅の花 鬼貫

梅が香にのつと日の出る山路かな 芭蕉

しら梅に明る夜ばかりとなりにけり 蕪村

夜の梅 寝(い)ねんとすれば匂ふなり 白雄

母の死や枝の先まで梅の花 永田耕衣

近づけば向きあちこちや梅の花 三橋敏雄

ふろしきの紫たたむ梅の頃 大峯あきら

青天へ梅のつぼみがかけのぼる 新田祐久

曙や蘂を離さず梅ひらく 島谷征良

野の暮れにひとたびまぎれ野梅咲く 岡田日郎

梅しろくたそがれ給ふ仏たち 草間時光

勇気こそ地の塩なれや梅真白 中村草田男

白梅の花に蕾に枝走る 倉田紘文

白梅や父に未完の日暮あり 櫂未知子

枝垂梅とうとうたらりしだれたり 徳永山冬子

枝垂るるはいかなる力しだれ梅 片山由美子

梅林や人ちらばりてなきごとく 五十嵐播水

梅林の真中ほどと思ひつつ 波多野爽波

月ひかりだすまでゐたり梅林 飴山實

nice!(12)  コメント(0) 

nice! 12

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

懐炉節分 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。